仁王門 重要文化財(1928年指定)
三間一戸楼門入母屋造り柿葺き、正面七.四米 側面四.六米建造。年代は、天井裏から発見された板札に慶長12年(1607年)の日付があり、古記録や様式からもこの年次の建造とみられる。
ただし、この門は高針村(名古屋市名東区)から移したと伝えられており室町時代のものを慶長期に移建した可能性もあります。
龍泉寺仁王門は、昭和3年4月4日に国の重要文化財に指定され、昭和31年に解体修理を行い、昭和32年6月18日に造立板札が追加指定され、昭和55年に屋根部分修理が行われました。近年では平成15年に屋根の全面葺き替えが行われました。