寺宝について|名古屋城の鎮護となっている尾張四観音の一寺院「龍泉寺」

寺宝について

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龍泉寺には仁王門や出世地蔵尊像などの歴史的に重要な建造物や文化財を数多くあります。また、延宝4年(1676年)に龍泉寺を訪れ、彫像を遺したとされる円空の仏像も多数所蔵しており、その一部は龍泉寺城内の宝物館にてご覧いただけます。

円空一刀彫

馬頭観音像(112センチ)は大きな頭上に馬の化仏をつけ「カッ」と見開いた大きなつり上がった眼は、慈悲相ではなく憤怒の形相だが、横に開いた大きな三角鼻と両端のやや上がった大きな口には円空仏特有の微笑をたたえユーモラスがある。現世と未来の暗示であろうか。脇侍の熱田大明神(左)と天照皇太神(右)(ともに102センチ)はどちらも人間臭い面相に造られてニンマリと微笑を漂わせている。




千体仏(円空作)

ここに並ぶ千体仏は当寺に残る500体のうちの約200体。小さな木片に目鼻を付けただけの像ながら一体一体がなんとも愛らしく、またその中に爽やかさが感じられる。



地蔵菩薩立像(重要文化財)

高さ68センチの彩色像で、右手に錫杖を、左手に宝珠をもつ延命地蔵です。



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